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2026年中国・アラブメディア対話会が上海外国語大学で開催


08 July 2026 | By 劉蕊 | SISU

 

7月7日、2026年中国・アラブメディア対話会が上海外国語大学松江キャンパスで開かれた。今回の対話会のテーマは「対話を橋として 中国・アラブ命運共同体の構築を後押しするメディア体系を共に築く」である。中国と12のアラブ諸国から、40名あまりの専門家・学者、主流メディアの記者、インディペンデントメディア従事者が会議に参加した。

上海外国語大学党委員会書記で中国・アラブ改革発展研究センター理事長の尹冬梅、在上海クウェート総領事館のサアド・イスマイル副総領事、新華社アラビア語ニュースライン編集長の陳勇、サウジ通信社ニュース編集者のアリー・イブラーヒーム・アッティらが出席した。会議は上海外国語大学副学長で中国・アラブ改革発展研究センター理事の衣永剛が司会を務めた。

尹冬梅氏は上海外国語大学と中国・アラブ改革発展研究センターを代表して、出席者に心からの歓迎の意を表した。同氏は、2026年が中国とアラブ諸国との外交関係樹立70周年にあたり、習近平主席が提唱して中国・アラブ改革発展研究センターが設立されてから10周年の節目であると指摘した。今回の会議は、メディアのコンテンツ連携と国際発信の効果向上に焦点を当て、中国・アラブメディアの質の高い協力の新たな道筋を探るものである。上海外国語大学は、国家戦略と上海の都市発展への貢献を基盤に、多言語、異文化理解、地域国別研究の強みを生かし、特色ある国際発信の枠組みを継続的に築いてきたと述べた。同氏は、今回の会議を契機に中国・アラブメディアの交流と協力を深め、新時代における中国・アラブ友好協力の物語を共に語り、グローバルサウス諸国の発展経験と協力の成果を共に発信し、中国・アラブ命運共同体の構築に知恵と力を貢献していくことに期待を示した。

サアド・イスマイル副総領事はあいさつで、クウェートと中国の友好交流には長い歴史があると述べた。クウェートの「2035国家ビジョン」と「一帯一路」共同建設イニシアティブとの深い連携が、多くの分野での協力に新たな原動力を注ぎ込み、メディア協力に広大な空間を提供したと指摘した。同氏は、客観的で真実に基づく報道を堅持して中国・アラブの実務協力を導くこと、中国の成功経験を深く学びメディア協力の新たなモデルを模索すること、交流と相互理解を強化して中国・アラブメディア協力の多元的な橋を築くことへの期待を表明した。双方のメディアが交流と協力を深め、中国・アラブ関係の発展を後押しし、両国民の相互理解を増進させ、中国・アラブ友好協力の物語を共に語っていくことを望むと述べた。

陳勇氏は、中華民族とアラブ民族はともに古く長い歴史を持ち、相互理解を可能にする文化的な遺伝子を備えていると指摘した。中国・アラブメディアは連携と協力を強化し、双方の政策意思疎通を促進し、人びとの心の通い合いを深めるための良好な世論環境を整えるべきだとした。新華社アラビア語ニュースラインは一貫して、アラブ世界に中国を理解してもらい、人類運命共同体の理念と「一帯一路」共同建設イニシアティブを紹介し、中国・アラブの協力・ウィンウィンの物語を語り、アラブ諸国が平和を求め発展を望む声を伝えることに力を注いできた。今後も新華社は、アラブメディアとの交流・協力の仕組みをさらに強化し、橋渡し役として中国・アラブ関係の深い発展を推進していくと述べた。

アリー・イブラーヒーム・アッティ氏は、大学が異文化対話の促進と民族間理解の増進において重要な使命を担っており、相互尊重を基礎として世界と意思疎通できる中国と外国の人材の育成に取り組んでいると指摘した。メディアと学界の連携は、中国・アラブの相互信頼と協力を深化させる重要な絆である。客観的で責任あるニュース報道は、文化への直接的な理解から始まるものであり、学術訪問や学生・教員の交流は、より深くバランスの取れた真実の姿を伝える助けになるとの認識を示した。今後、メディアと大学との交流・協力を持続的に深化させ、常設的な意思疎通の場を設け、知識によって理解を深め、交流によって相互信頼を促し、中国・アラブ双方の友好的な協力の深化を支えていきたいと期待を述べた。

開会式では、「中アラブZ世代青年同行記」の第1弾となる「文字」をテーマにした動画が発表された。このシリーズは「文字、文学、文化財、文化、文明」の5つを内容の柱とし、中国とアラブのZ世代の若者が互いを知り、共に歩む等身大の物語を伝えるものであり、国際発信を「こちらが語り、そちらが聞く」という一方通行から「双方向の同行」へと進化させることを目指している。

会議の基調講演は、中国・アラブ改革発展研究センター事務局長の王広大が司会を務めた。上海報業集団党委員会書記・社長の胡明華氏は、中アラブメディアが共同ナラティブを強化し、多言語に対応したスマートな制作力を共に築き、Z世代の友好勢力を育成すべきだと指摘した。中国外文局の外国人専門家である劉正曦氏は、メディアは文明をつなぐ橋であり、AI時代にあってこそ真実と人間的な温もりを守り抜く必要があり、共同制作と誠実な対話を通じて中国・アラブ相互理解を持続的に深めていくべきだと述べた。中国経済信息社上海本部党委員会書記で新華社上海支社機関党委員会書記の姜微氏は、今回の対話会を契機に協力の共通認識を固め、交流の基盤を強固にし、スマートメディアの未来を共に創り出すべきだと強調した。王広大氏は、中国・アラブメディアが交流と相互参照を深め、共同のナラティブを凝縮し、互いの物語をしっかりと語り、人びとの心の通い合いと文明間の相互参照を促すうえで、より大きな役割を果たすべきだと述べた。

分科会では、中国とアラブ諸国からの専門家・学者およびメディア記者が、「グローバルな変動下における中国・アラブメディアのコンテンツ連携と発信の相乗効果」、「スマートメディア時代における中国・アラブのメディア形態の革新と技術エンパワーメント」という二つの主要議題をめぐって踏み込んだ議論を交わした。参加した専門家は、中アラブ双方がスマートメディア時代の好機をとらえ、実務協力を深め、技術革新、コンテンツの共同創造、若者交流をよりどころとして、欧米中心の従来の語りの枠組みを打ち破っていくべきだと指摘した。さらに、共同制作と技術エンパワーメントを一層推し進め、公正でバランスのとれた「グローバルサウス」の語りの体系を共に構築し、国際的な発言力と発信力を全面的に高めていく必要があるとの認識で一致した。

今回の対話会は、上海外国語大学と中国・アラブ改革発展研究センターが主催し、上海外国語大学新聞伝播学院と東方語学院が共催した。中国・アラブメディア対話会は、中国・アラブ改革発展研究センターが構築した革新的な交流の場であり、中国・アラブメディアの交流と協力をさらに深め、新時代の中国・アラブ友好協力の物語を共に語り、グローバルサウス諸国の発展経験と協力の成果を共に発信し、より多くの真実で立体的かつ生き生きとした中国・アラブの物語を世界へ届けていくものである。

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