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長崎ランタンフェスティバル――日本の中華味
13 February 2016 | By 銭程 | SISU
（長崎の活水女子大学に留学中の日本語科三年 銭程さんが体験した「異国の春節風景」です）
このお祭りは、長崎新地中華街の人たちが、街の振興のために、中国の旧正月（春節）を祝う行事として始めたもので、もともと「春節祭」として長崎新地中華街で行われていましたが、平成６年から「長崎ランタンフェスティバル」として規模を拡大し、長崎の冬を彩る一大風物詩となりました。
今年の長崎ランタンフェスティバルは、平成２８年２月８日（春節）から２月２２日（元宵節）の１５日間にわたり開催されています。期間中は、中国の「元宵節」にあわせてランタン（中国式の提灯）を飾る風習を習い、市内中心部が一万五千個にも及ぶ極彩色のランタンなどで彩られます。また、中国色豊かなイベントも繰り広げられ、人々を魅力します。
――「桃」色の灯り：桃色のランタンが幻想的なあまい雰囲気を創り出す銅座川一帯。桃色の光があなたの頬をかわいく照らします。（笑）
――幻想に溢れる「眼鏡橋」：中島川公園会場にしかない黄色いランタンが川面に映り、静寂の中で幻想的な風景を創り出します。また、川に浮かべるオブジェもあり、水面と上空からの光が中島川をロマンティックな世界に変えます。
――買い物も楽しい「浜んまち会場」：長崎ランタンフェスティバル期間中の週末は、たくさんの店舗が営業時間を午後九時までに延長します。ランタンを満喫した後は、お買い物もゆっくりお楽しみください。
――龍踊り：もともとは中国で五穀豊穣を祈る雨乞いの神事に始まったとされています。唐人服をまとった龍衆が約２０メートルの龍体を操り、雨を降らせようと、雲を呼び、月を飲みこもうとする様子を表現します。
――中国獅子舞：極彩色の衣装と中国独特の打楽器だけを使うのが特徴。躍動感あふれるリズムとアクロバティックな踊りが必見です。
時間がなかったので、まだ見ていないのは「媽祖行列」、「皇帝パレード」、「中国雑技」、「中国変面ショー」、「二胡演奏」と「ロウソク祈願四堂巡り」です。
今週末は雨で、行っても面白くないから、やめます。来週時間あれば、ぜひ見に行きたいと思います。
食べ物もすっごくおいしい～ですよ。例えば：マーラカオ、ゴマ団子、マファール（麻花）、中華ハトシ、角煮、肉まん、タピオカミルク、月餅など色々な中華風の食べ物があります（ちっちゃくて、少なくて、値段が高いですけど）。もちろん、日本人が大好きな焼き鳥や、リンゴ飴、たこ焼き、生ビールもあります。
味は、うん――薄いから、何の味はない気がします。
チョコの味もありますよ～
おいしそう～大人気です～
ハトシです。中国の粢飯と似ていますが、味は全然違います。中には魚が入っています。
本当に「団子」ですね。ちっちゃい――
中華街の中華料理店は、普段は空いていますが、今のところは毎日開店する前に、数多くの人が並び、びっくりしました。やはり、この祭りには中華料理が一番似合いますよね。（笑）
皆さん、いかがでしたか。横浜と違って、長崎のほうが静かだと思います。毎日大勢の人がわざわざここの雰囲気を味わいに来ますが、人数が多くても、秩序が良いです。「獅子舞」などを見ているときも、人々が笑ったりしますが、全体的に観察すれば、静かです。大晦日の時もそうですよね。この「静かさ」こそ、日本の特別な「中華味」ではないかと思います。（添削：凌蓉准教授）
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