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夏の思い出 夏季研修参加者が語る
02 December 2015 | By 梅新枝 | SISU
日本語を独学して、広島大学への夏期特別研修にも参加した外大英語学科の学生が語ってくれた感想。
夏の思い出(英語学院 3年生 梅 新枝)
夏休みの時間をむだにしないように、私は広島大学の夏期特別研修プログラムに参加しました。特別研修とは、教室での授業もあれば町での見学もあり、バランスの取れた活動です。二週間の間、私は広島大学東広島キャンパスで暮らし、日本語と日本文化に関する授業を受けながら、地元の風土をたっぷり楽しめました。
東広島市は、授業をしてくださった佐藤先生によると「ちょっと田舎です」。確かに人口もあまり多くないし、高層ビルが集まった繁華街も少ないですから、東京や上海などの大都市に比べ物になりませんが、東広島市には独特な魅力があります。自然と調和のとれた生き方はその魅力の一つであります。大学の宿舎から学校へ行く途中、こんもりと茂った木々と鏡のように澄んでいる池のそばを通らなければなりません。初めて通った時、「観光地を歩いているのかな。」私の頭の中にこんな疑問が飛び出してきました。あまりにも快い眺めですから、つい自分を失い、自然と一つになりそうな気持ちになっていました。毎日素晴らしい景色を眺めると同時に、勉強の方も進んでいました。
ところで、大部分の人にとって、広島は世界大戦で原爆に爆撃されたところとして知られています。戦争から70年も経った今の広島はどんな都市だろうか、世界中の人々はあまり分かりません。平和記念資料館を訪れ、館内の展示品を見てから戦争の怖さと被害者達の苦しさを深く感じました。あんなに深刻な災難から立ち直り、新しい広島市を造り上げた人々の精神力がどんなに強いものだろうかと私は思っています。そして、平和記念公園には、数え切れないほどの千羽鶴が見られます。それは、平和を祈るために市民たちが前からずっと折り続けてきたものです。その千羽鶴は、どんなに辛いことがあってもやり抜くという前向きな態度の現れでもあり、地元の人だけでなく、私のような観光客も励ましてくれています。

短い二週間でした。それにもかかわらず、私にとってはとても珍しくて豊かな体験でした。広島というところは、私の記憶が溢れる都市になってきました。今後もし機会があれば、もう一度広島大学の教室で勉強したいと思っています。(添削:凌蓉准教授)
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