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日本国外から賃貸契約は可能?外国人留学生のための部屋探しガイド


17 July 2025 | By 吕景乐 | SISU

近年、日本の大学へ留学する外国人学生の数は年々増加している。その一方で、多くの学生が日本に到着する前に「住まいの確保」という課題に直面する。特に、中国など母国の大学で学生寮に入るのが一般的な環境に慣れている学生にとっては、日本の住宅事情は大きなギャップを感じさせる。

日本の大学では、学生寮の数が非常に限られている場合が多く、中にはまったく提供していない大学も存在する。そのうえ、寮費も決して安くはないため、日本の大学生の多くは自らアパートを借りて一人暮らしをするのが一般的である。

しかし、外国人にとっては、こうした「自力での部屋探し」に際して、日本人学生に比べてはるかに多くの困難が伴う。言語の壁や文化の違い、保証人制度、契約書の理解など、さまざまな障害が立ちはだかるため、入国前にどのようにして部屋を見つけ、契約を完了させるかは重要な課題となっている。

以下筆者自身の経験から、来日前に部屋を確保しておきたいと考える外国人留学生にとって事前に知っておくべき情報をまとめ日本国外から日本の住居を借りる際の一般的な流れと注意点、具体的な手続きについて解説する。

部屋探しの最初のステップ

まず重要なのは、「外国人フレンドリー」な仲介業者や賃貸情報サイトを見つけることである。日本には賃貸物件が非常に多が、そのすべてが外国人に貸し出されているわけではない。実際には、外国人に貸し出し可能な物件は全体のごく一部にすぎず、対応可能な仲介業者も限られている。例えば、Suumo」「Homes」「いい部屋ネットといった日本国内最大手の賃貸情報サイトは非常に物件数が豊富であるが、掲載されている物件や仲介会社の多くは、外国人に対して積極的な対応を行っていない。実際にこれらのサイトで気に入った物件を見つけ、記載されている仲介会社に問い合わせを行ったところ、「外国人には貸していない」「海外からの契約には対応していない」といった返答を受けるケースは少なくない。

そのため、最初から外国人対応可能な仲介業者を絞り込んで連絡することが、時間や労力の節約につながる。こうした外国人向けサービスに特化した業者は、しばしば海外の人気SNS(例:Instagram、X(旧Twitter)Rednoteなど)で公式アカウントを運営しており、そこから物件情報や最新のキャンペーン、対応言語などの情報を確認することができる。留学生の場合、これらのSNSを通じて業者に連絡を取り、条件を伝えた上で相談を始めるのが効率的である。

部屋探しの基本的な流れ

まずは、エリア、家賃、間取り、設備など、自分に合った住居条件を明確にしておくことが重要である。通学・通勤先からの距離、家賃上限、間取りなどの条件を事前にリストアップすると、仲介業者とのやり取りが円滑になる。

気に入りの部屋を見つけたら、部屋を実際に確認する必要がある。日本に行く前に現地の物件を実際に確認するのは困難であるため、多くの場合はビデオ通話や写真動画によるオンライン内見が行われる。可能であれば、Googleマップやストリートビューで周辺環境を確認し、SNSで物件名を検索して事故物件であるかどうかを調べておくと安心である。

希望の部屋を確認し、入居を決めた後は、いよいよ契約手続きに進む。パスポートのコピーや在留資格認定証明書などの必要書類を提出し、契約を結んだ上で、家賃の4〜6ヶ月分程度に相当する初期費用を支払ってはじめて、「部屋を確保した」と言える状態となる。

国外から日本の住居を借りることは、ハードルが高い手続きである。特に言語や文化に不慣れな外国人留学生にとっては、事前の情報収集と仲介業者との綿密な連携が成功の鍵となる。

これから日本での新生活を始めようとする留学生の方々が安心してスタートを切れるよう、この記事が少しでも参考になれば幸いである。

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