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日本の新食ブーム「マーラータン」が街を席巻


24 June 2025 | By 任启月 | SISU

「あの辛さが病みつきになる」とSNSで話題の中国発祥料理、マーラータン(麻辣湯)が日本の食シーンを激変させている。

東京大阪の繁華街では、専門店に若者、特に女性客の列が絶えない。かつては在日中国人向けだった店舗も、今や客の9割が日本人という状況だ。人気の背景には、健康意識の高まりが大きく関係している。低カロリーの春雨や豊富な野菜を自由に選べる点が、特に女性客の支持を集めている。「ジムのトレーナーに勧められた」というSNSの声もあり、栄養バランスへの配慮が評価されている。例えば「七宝麻辣湯」の30種類以上の薬膳スパイスで作る「七宝醬」ベースのスープは、「体に良さそう」と日本人顧客に受け入れられている。

テレビ番組で紹介された「楊国福麻辣」は、放映後に若者の「トレンド体験」の場と化した。車椅子で列に加わる熱心なファンも現れるほどで、ソーシャルメディアが流行を加速させている。店頭では、50種類以上の野菜きのこ類から好みの食材を選ぶ「自作体験」が人気の秘密だ。食客は創造的で、スープに小籠包を入れるという意外なアレンジまで生まれている。19歳の大学生が「週2回は食べに行く」と語るように、「自分だけの一杯」を作るプロセス自体がリピート要因になっている。

しかし、人気の陰で価格の高騰も注目されている。平均一杯2,000円という価格は、在日中国人留学生から「昔は見向きもしなかったのに、今の楊国福は高くて手が出ない」と嘆かせるほどだ。それでも需要は衰えず、専門店の拡大が続いている。飲食イノベーション社は2027年までに「七宝麻辣湯」を100店舗に拡大する計画で、首都圏から大阪名古屋福岡へと展開の場を広げている。「麻辣巡り」 と称して店舗をハシゴする熱心なファンも現れ、新たな食文化として定着しつつある。ある30代の会社員は店でスープをすすりながら言った。「辛いけど、また食べたくなる。これがマーラータンの魔法だね」。

マーラータンの人気は一時的なブームを超えている。健康志向・カスタマイズ自由インスタ映えという現代日本の消費トレンドを見事に捉え、中国発の食文化が異国で進化した例と言える。スプーンを持つ手が次第に速くなるあの感覚は、もはや日本の街角で当たり前の光景になりつつある

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