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日本におけるニートについての一考察
24 April 2025 | By 向昱竹 | SISU
1990年代、バブル経済の崩壊により、日本経済は大きく後退した。後も長期にわたって低迷が続いている。多くの企業が先行きの見えない不安な経営状況にあり、雇用形態も「終身雇用」から「非正規雇用」へと徐々に移行している。労働市場は長期的な「就職氷河期」を迎えている。こうした厳しい状況を背景に、若者はさらに大きな就活での挑戦に直面している。仕事が見つからなく、失業した経験があるから、ますます多くの若者が社会的および経済的に疎外され、社会での居場所を失ってしまうようだと感じている。その結果、現実から逃げ、「ニート」になることを選ぶ者が出てきた。
厚生労働省によれば、ニートとはいわゆる若年無業者であり、「15-34歳の非労働力人口のうち、通学、家事を行っていない者」のことである。1990年代から、ニートという社会問題が現れてきた。21世紀初頭、日本の若者の失業問題が激増すると同時に、日本の学界や政府、また国際社会の注目を集めてきた。現在、ニートは依然として日本社会に長期にわたって大量に存在している。
主な理由は三つあると思っている。第1に、若者が技能やソーシャル・ネットワークの欠如で、労働市場における競争力が足りない。第2に、労働市場の規則からの保護を欠いている。第3に、個人的な選択である。
日本の場合は、社会そのものがリスクに対応する能力に限界がある。自らリスクをとることが難しくなったとき、それが若者に伝えられる。具体的には、一方は、日本経済全体の低迷と社会労働制度の改革により、若者は雇用と生活からの圧力を実感し、脱出を選択肢とするようになる…もう一方は、相応のリスク保護体制の欠如と消費主義による無縁的な均質化により、経済社会問題は早いスピードで若者の雇用にフィードバックされ、若者の社会心理的問題に幅広い影響を与える。
従って、解決も一筋縄ではいかない。既存のニートに対する対策は問題解決にはなっておらず、今後はより効果的な政策を打ち出す必要がある。具体的な解決策については、発生した問題を受動的に解決するだけでなく、就職支援にとどまらなく、社会の心理問題への関心も必要がある。若者に現実と心の「居場所」を作り、日本の社会構造に存在する矛盾を理解させ、自分なりの人生の意義を見つけさせたほうがいいと考えている。
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