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日本で再公開の兵馬俑――人気の交流大使となり


29 November 2022 | By 殷綺琪 | SISU

  • 騎馬俑(戦国秦 咸陽市文物考古研究所蔵 一級文物)

  • 戦服将軍俑(統一秦 秦始皇帝陵博物院蔵 一級文物)

中日国交正常化50周年にあたり、中日両国の民間交流をさらに深めるため、今年3月から「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」が京都、静岡、名古屋で開催されていた。1122日から2023年2月5日までは、最後の会場となる上野の森美術館で公開されることとなる。千年にわたり大きく姿を変えていった兵馬俑と一級文物から、最新の発掘調査による出土品まで、日本初公開の貴重な文物がたくさんある。来場者に古代中国の歴史ロマンと中華文明の魅力を体感してもらう。

展示は時間の流れによって、「統一前夜の秦~西戎から中華へ」、「統一王朝の誕生~始皇帝の時代」、「漢王朝の繁栄~劉邦から武帝まで」といった三つの部分に分けられる。春秋戦国時代の秦でつくられた小さな兵馬俑から、始皇帝陵に眠る兵士を忠実に再現したかのようにリアルで等身大の兵馬俑、秦の制度も引き継いだ漢王朝と関わる可能性のある鎏金青銅馬まで、秦の誕生、最盛期及び終焉の道筋を辿ることができる。

「兵馬俑も大使と呼ぶべきだと思う。パンダと同じで、それがある所では、どこでも中国の魅力を感じさせてくれるから」と日本の歴史学者で学習院大学の鶴間和幸名誉教授は語った。1974年に秦始皇帝陵墓付近で発見された兵馬俑は、世界中を震撼させた。その後、1976年に初めて海を渡りって日本で公開された時、日本の約150万人の人々が列を作って東京国立博物館でそれを見学したそうだ。

文化財には輝かしい歴史、素晴らしい文明の粋が込められている。『兵馬俑大使』が中日民間交流や中日友好事業を促進するうえで良い役割を果たしてくれる。千年前の兵馬俑は西安と中国の歴史をありありと語った。中国の考古研究が世界舞台の中心部に近づけ、中国人民の文化的自信を高まるにも繋がるだろう。

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