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「コミュ障」について
30 November 2022 | By 徐秋艶 | SISU
気温が急激に下がり、いよいよ冬本番になる。
「冬なら火鍋が最適!特にみんなで一緒に食べるのはね」という友達からの言うことがよく耳に入った。食べ好きだった彼女の発言だが、本当はその通りだと私も思っている。一人ぼっちではなく、みんなで一緒に何か暖かなものを食べたり、飲んだりすることで、突然襲ってきた寒さにも、少し抵抗力が強くなる感じであるだろう。
ところで、このような「うれしさ」にはみんなそう思っていない。集団活動より、一人で引きこもるのが楽だと思っている人は少なくない。これは今の若者たちが自分に対してよく使っている「コミュ障」にあたるだろう。「コミュ障」とは、「コミュニケーション障害」の略で、元々医学の現場で使われるコミュニケーションに困難がある疾患の総称であるが、いまネットスラングとして、対人関係が苦手でしゃべるのが不得意な人や人前で緊張してうまく話せない人などを指して用いられる。実は「コミュ障」と言うと、「ダウナー系コミュ障」と「アッパー系コミュ障」という2種類があるが、ここで扱ったのは、より多くの人を困らせる「ダウナー系コミュ障」というタイプである。「コミュ障」の主な症状について、以下は簡単にまとめた。
(1)人見知りが強い。(2)どもりがちで、口下手。滑舌が悪くて、話すこと自体に劣等感を抱く。(3)文章だと理解できるが、会話になると軽いパニックに陥ってしまい、喋れない。(4)話しかけられてもはっきりと応じることができない。(5)必要以上に空気を読み、自分の発言がその場を悪くする、嫌われるのではないかと考えて黙ってしまう。(6)ぼっちなので、そもそも喋る人がいない。
つまり、「コミュ障」の人は社交には自信がない上に、必要以上反省しているという傾向がある。「コミュ障って大した問題じやない」と思っている人は別だが、これを治したい人には、私はこう考えて提案したい。何よりも自信は一番だ。「コミュ障」に縛られないように、毎日を豊かにするのは始まり。簡単な方法の一つは何かを学ぶこと。どんなささやかなものでも、自分プロジェクトとして、毎日真剣に取り込むなら、必ず工夫と発見がある。これによって蓄えていくのは、知識や経験だけではなく、自信も能力もいつの間にかつくものである。そして、どんな時も忘れてはいけないのは挨拶と笑顔。これは、初対面の場合ではもちろんだが、人間関係をキープするにも大きく役立っている。このように努力すれば、「コミュ障」はいつか治るかもという期待ができる。
だって、こんな寒いところ、友達とみんなで一緒に何か暖かで美味しいものを楽しんでいることが最高だ。こんな時、体も心も暖かくなるだろう。
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