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『NARUTO』からみる日本神話
30 July 2022 | By 朱知颖 | SISU
日本の国民アニメ『NARUTO』で登場したカッコイイ技名たち、なんと日本起源神話と深い関係がある。
中国でも人気があるアニメ『NARUTO』。忍たちの戦いで数多くの技やユニークスキルが出てきた。しかし、それらの技名は原作の岸本先生が創造した言葉ではなく、日本古代の神様たちの名前を使ったのである。
伝説で、イザナミが体中の汚れを洗い落とす時、左目から天照大御神、右目から月読命が誕生した。『NARUTO』の中に、「うちはイタチ」という忍は目で忍術を発動する能力を持つ。彼の両目に宿っている瞳術はそれぞれ「アマテラス」「ツクヨミ」と呼ばれる。瞳術「アマテラス」は全てを燃え尽くす黒炎であり、「ツクヨミ」は血色の月がある幻境を創造する幻術である。いずれも強力な技だ。それに、それぞれ天照大御神と月読命の属性、すなわち太陽と月にぴったり合致している。
そして、天照大御神と月読命の親であるイザナギとイザナミについては、『NARUTO』の中にも二人の神様と深く関わる面白い術がある。ある忍は忍術「イザナギ」を発明した。それは因果を覆せる強い術であるため、その忍は「イザナギ」で不敗の地に立っていた。面白いのは、あるくノ一(女性の忍)が「イザナミ」という忍術を創造して、完璧に「イザナギ」を抑えた。まさに「イザナギ」を負かすために生まれた忍術だ。それはちょうど神話のイザナギとイザナミとの葛藤と関係がある。神話では、夫婦だったイザナミとイザナギも縁を切って、黄泉比良坂で永遠に会わないと誓ったという。
勉強までは言えないが、アニメでも面白い知識を得ることができる。『NARUTO』のようにアニメの内容を伝説の物語とよく対応できれば、それも一種の文化的輸出とは言えるね。
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