実習生からのメッセージ

中国人学生の感想

3月9日からの二週間、東京外国語大学日本語教育特化コースから来た5名の学生が本学日本文化経済学院で教育実習を行った。二年生の精読授業を担当するだけでなく、俳句講座を開いたり、日本語コーナーに参加したりして、中国の学生と幅広く交流をし、お互いに素晴らしい思い出を作ることができた。

この教育実習は双方の大学交流の一環として、2006年に始まり、今年で10回目を迎えることになった。毎年3月、東京外大の学生たちが春休みを利用して、上海に来る。わずか二週間の授業とはいえ、前年の9月ごろから教材研究を始め、河路由佳教授の指導の下、一学期を通して授業内容の準備をするという。中日双方の学生にとって、教える側にも習う側にも、得たものが多い大切な経験となっている。現在上海外大で教える日本人教師の山岸先生もかつて実習をした一人である。