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勇気を持って、挑戦しよう 「共立杯」優勝者の感想
10 October 2016 | By 蘇珏昀 | SISU
第14回「共立杯」日本語体験コンテストで優勝した日本文化経済学院四年、蘇珏昀さんの感想です。
日本の共立国際交流奨学財団と上海甘泉外国語中学が主催した第14回「共立杯」日本語体験コンテストで優勝できて、心より光栄に思っております。先生方の熱心なご指導とご支援に感謝いたします。
コンテストは二つの部分で構成されています。予選会で日本事情に関する問題に答えて、30点のうち20点以上取れた選手が決勝に入り、三つのテーマから一つ選んで即席スピーチをするという形です。
コンテストの前、日本事情を準備する時、自分の不足をつくづくと感じました。地理から政治まで、流行語やエンタメなどを含む幅広い知識を身につけなければなりません。実は、優勝できるとは思ってもいませんでした。ただこの機会を利用して、知識を深めたかったです。即席スピーチの準備をする時も、「予選をパスできないかもしれないが、それは必要とするスキルの一つなので、しっかり勉強しよう!」という気持ちでした。このように、ほかの選手たちと有意義な準備の時間を過ごしました。
当日、コンテスト直前、みんな大学生活や将来の夢について話し合ったりして、楽しい気分で予選会に参加しました。予選会の後、兪さんと銭さんと予選問題についてディスカッションして、予想以上にできました。嬉しいことに、兪さんと決勝に進出できました。三つのテーマが与えられ、私は日本でやった「書き初め」のことを思い出し、「好きな漢字」というテーマを選びました。あの時書いた「挑」とそれに関する自分のエピソードについてお話しました。
交流協定校である桜美林大学に留学していた一年間は、かつて内向的な私にとって、チャレンジがいっぱいでした。異文化の環境で、自分のコンフォートゾーンから飛び出したいと決心し、大学のプロジェクトのおかげで、様々なボランティア活動に参加し、子供たちや聴覚障害者に向けて国の紹介をしたり、地域のイベントや日本語教室で手伝ったりしました。
今回のコンテストもまさに自分への「挑戦」でした。緊張しながらも、席に座っている高校生と後輩たちの顔を見て、私のエピソードが何か役に立てればと思い、スピーチをしました。即席スピーチを通して、思いを伝えたと同時に、自分の話す力も上がったと思います。それに、ほかの選手たちのスピーチを聞いて大変勉強になりました。特に、目線や姿勢、声の出し方などはかなりの腕前だと感心しました。
その空間で、高校生と大学生、日本人と中国人が、言語で繋がり合いました。「外国語は新しい世界への扉を開く」という言葉があります。みなさんも日本語という素敵な言語から、奇妙な冒険を始め、挑戦しましょう。
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