9月5日、早稲田大学国際部東アジア部門長江正殷博士、傅英教授の一行が本学を訪問した。李岩松学長は虹口キャンパスの会議センターで江博士と会談し、双方は長年の友好関係を振り返り、研究や交流活動においてさらに協力を深めることに合意した。

８月末、江博士が団長を務める日中友好大学生訪問団の教師・学生約百名が本学を訪れ、訪問団との交流は本学によい刺激を与えた。李学長はまず江博士の再度の来訪に歓迎の意を表し、改めて上海外大の歴史と学科の特徴などを紹介したうえ、上海外大と早稲田大学は日本学、日本語教育、国際関係、異文化研究などの分野において、まだまだ協力を深めていけると指摘、訪問団による交流だけでなく、学生の育成や博士研究員採用の連携、附属中学校の交流なども行っていきたいと述べた。また両大学が協力するプロジェクトには社会や企業からの支援を求めることもできると提案した。それに対し、江博士は、アジア諸国の教育機関との交流や連携を重んじるのは早稲田大学の一貫した方針であると表明し、人文・社会科学の分野において交流と協力を漸次深めて行きたいと答えた。

対外協力交流処及び日本文化経済学院の関係者も会談に同席した。