4月17日午後、上海外大西方言語学部第31回「セルバンテス祭」のシリーズイベントの一つとして、ガルシア・マルケス逝去三周年記念イベントと座談会が本学の松江キャパンス図書館西ホールで行われた。本学の楊力副学長、西方言語学部の教職員と学生たちが、コロンビア、チリ、ベネズエラ、キューバ、ウルグアイ、ペルー、エクアドル、アルゼンチン８か国の在上海総領事らを迎えて式典に出席した。

楊副学長は曹德明学長を代表して、来賓に歓迎の意を表し、上海外大の運営方針と人材育成の目標を紹介し、ラテンアメリカ各国とのより深い人文交流と友好関係の発展を願った。在上海コロンビア総領事館Luz Helena Echeverryha総領事は上海外大及び西方言語学部が中国・ラテンアメリカ文化交流にささげた努力に感謝を表し、マルケスを中国に紹介し、『百年の孤独』を翻訳した黃錦炎、陳泉両教授が果たした重要な役割を高く評価した。

その後、黃錦炎教授、陳泉教授と評論家の何平先生はそれぞれマルケス文学との出会いなどを語り、教師と学生たちと交流した。

座談会の後、Echeverryha総領事は西方言語学部の教師、学生代表らとともに『百年の孤独』の一部を朗読し、好評を得た。

本学の西方言語学部の「セルバンテス祭」は、30年前の「スペイン語デー」からスタートし、毎年3月から5月にかけて行われ、今ではすでに、学術フォーラム、学者講演会、文化芸術活動などを通じて、学生たちの言語能力と人文素質を高め、文化交流を促進する重要イベントとなった。今回の記念イベントで、マルケス文学に対する学生たちの理解が一層深まり、文化研究へ意欲も高まったという。