上海外国語大学2016年日本三菱商事海外奨学金授賞式が12日5日、本学の松江キャンパスで開かれた。三菱商事（上海）有限公司から平井康光総経理、人事総務部王銘部長らが出席し、本学日本文化経済学院許慈恵院長を始め、関係者などが臨んだ。

日本三菱商事株式会社が2014年より本学で三菱商事海外奨学金を設け、優秀な学生たちの学業を支え、本学の教育事業を応援している。3年間で日本文化経済学院の優れた学生合計15名が受賞している。今年も二年生３名、三年生２名が平井総経理から賞状を受け取り、祝いと期待の言葉を受けた。

学生代表徐暁蕙（左）に賞状を手渡す平井総経理（右）

その後の挨拶では、平井総経理が自らの経験を例として、グローバル化に応じることの重要性を分析し、学生たちに語学の勉強をしながら、国々の文化への理解も心がけてほしいと言及した。また、本学の教育事業を評価し、今後も相変わらず支持していくと語った。

許慈恵院長が学校側の代表としてまず三菱商事の応援に感謝の意を語り、また学生たちにこれからも自分の夢が叶えるように努力し続けて、いつか社会に恩返ししてほしいと励ました。

最後の交流会では、学生たちが自分の考えなどを熱心に在席の来賓と語り合った。大学に入ったら豊富な知識を習うばかりでなく、新たな価値観を育み、様々な挑戦に立ち向かい、一人前の大人になりつつあると感じ、また今度の授賞によって大きな自信がつけられたと思い、これからありがたい気持ちで一層勉強に専念し、優秀な成績を出して母校に報い、社会に貢献したいと述べた。

2016年度受賞者
三年生：徐暁蕙、高小鳳
二年生：李子韋、徐銘、冷聿書