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アジアジャーナリズムとコミュニケーション学院院長フォーラム 上海外大で開催
03 December 2016 | By 徐勤 | SISU
ニューメディアの急激な発展で、ジャーナリズムとコミュニケーションは世界範囲で巨大な革命を迎えた。これを背景に、「アジアジャーナリズムとコミュニケーション学院院長フォーラム」は「ニューメディア・ニューアジア:アジア運命共同体におけるジャーナリズムとコミュニケーション」を主題として、11月30日から12月1日にかけて、上海外大の松江キャンパスで開かれた。このたびのフォーラムは、国務院新聞弁公室が主催、上海外大が実施したもので、中国、日本、インド、シンガポール、韓国など、延べ22か国からおよそ百名のジャーナリズムとコミュニケーション界の専門家と学者たちが、アジア運命共同体の建設、ジャーナリズム・コミュニケーション体制の建て直し、各国間の教育提携などの話題をめぐり、交流と話し合いを行った。
アジア運命共同体の建設
開幕式の基調講演では、中国人民大学ジャーナリズム学院院長、国務院新聞弁公室元主任である趙启正氏は目下アジアコミュニティの国際発言力が弱く、アジア各国と発展途上国の利益を反映する声が常におろそかにされてしまうと指摘し、各国間でより多くの直接情報交換チャンネルとルートを創立するように提案した。参会者たちは、アジア各国がニューメディアの激しい発展に順応するとともに、各国のメディア資源を統合し、アジアの声を世界舞台に出すことが早急に研究すべき課題となっているとコンセンサスに達した。
ほかに、本学の姜鋒書記は「このフォーラムは本学の『多言語+』戦略と一致している」と強調し、上海外大が各国と連携してより多くのチャンスを創出し、アジアのメディア事業に優秀な人材を送り出し、アジアの発言力と影響力を向上させるようにと、抱負を述べた。
ジャーナリズムとコミュニケーション教育の探求
「ニューメディア時代におけるジャーナリズムとコミュニケーション教育のイノベーションと提携」「ニューメディア時代におけるアジアメディアの現状と展望」などをテーマとした八つの分科会で、学者たちはそれぞれの国における教育の現状と課題、経験と展望を紹介し、アジア各国が国際的に発言力不足となっているのは人材育成とコミュニケーション学科建設の遅れによるものだと指摘した。
閉幕式で、上海外大曹徳明学長は「このフォーラムを通じて、アジア各国ジャーナリズムとコミュニケーション学院院長の連絡メカニズムと人材バンクが創立され、院長フォーラムのウェブサイトをプラットホームに、常に情報交換ができるようになった」とフォーラムの成果を肯定した。
『予想以上にすばらしい』
「このフォーラムは業界初の試みとして、よいすべりだしを見せた。おかげで、アジアというコミュニティにようやく注意が払われるようになった。」と西北大学の楊立川院長が意気込みを語った。
「予想以上にすばらしい」とベトナムからのDang Thi Thu Huong教授が高い評価を与えた。
ほかにも、参会者からフォーラムの影響力拡大に期待の声が相次いだ。
会場には、50名近くの外大学生ボランティアの姿も見られ、会議資料の作成から、ゲストの送迎や会場の設営まで、フォーラムに力をささげた。
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