2024年1月16日、上海外国語大学の2024年度研究活動大会は松江キャンパスで開催され、党委書記の尹冬梅氏、党委副書記兼学長の李岩松氏、そして学長補佐の胡開宝氏が出席した。

尹冬梅氏はスピーチの中で、研究活動が学校の質の高い発展を促進する重要な力であり、2024年には顕著な成果が上がったと指摘した。新年により大きなブレークスルーを遂げるため、現在および未来の関係をうまく対処し、自由な探査と組織化された研究活動を両立させながら、従来の優位性を持つ学問分野と新興学問分野の発展をバランスよく調整することが求められると述べた。また、学校の研究事業が新たな出発点から更なる飛躍を遂げ、より先導的で象徴的な成果を生み出すため、全員が力を合わせ、確固たる信念と行動をもって研究活動に取り組むよう呼びかけた。

李岩松氏は、研究活動が学校の発展における核心的な推進力であり、学校は引き続き研究プラットフォームの構築を強化し、校内外の研究協力を深化させ、研究成果の影響力および社会貢献度を高めていく必要があると指摘した。また、「国別区域グローバル知識分野において特色のある一流の外国語大学を建設する」という目標に重点を置き、「組織化された研究」に力を入れ、若手教師の発展に関心を払い、青年人材の育成を強化することが重要であると強調した。さらに、研究環境の継続的な改善と研究管理・サービスの向上を図り、開かれた包容力のある協力的で実務的な研究環境を構築することの必要性についても言及した。

学長補佐の胡開宝氏は、2024年度の上海外国語大学研究活動報告を行い、2024年に学校が国家社会科学基金の重要プロジェクトの立項および教育部の成果賞の受賞など顕著な成果を上げたことを報告した。これにより、学校の研究活動が新たな発展段階に進んだと述べた。今後、学校は引き続き「世界一流大学・一流学科」の建設を目指し、組織化された研究を手がかりにし、外国語学科を学校の基盤とし、多言語および国際化を強みとして生かし、国家戦略や地域発展に貢献し、重要な課題における突破を目指すべきだと強調した。

国際関係と公共事務学院の郭樹勇院長、国際工商管理学院の王海峰副院長、言語科学研究院の蒋晓鳴副院長、中国話語と世界文学研究センターの張帆主任らが話し合い、革新的な研究成果を紹介し、今後の研究発展に向けたアイデアや経験を共有した。

本会議では、2024年度の優秀研究者の表彰および授賞式が行われ、学校の優秀研究成果賞や教育部第9回高等学校科学研究（人文社会科学）優秀成果賞が授与され、さらに国家社会科学基金の重要プロジェクトの立項者に対する表彰も行われた。授賞式は大いに盛り上がっていた。

二級学院および職能部門の担当者代表、優秀な研究者などが会議に参加した。研究処の潘鳴威副処長が司会を務めていた。