7月27日、上海外国語大学法学院と上海市協力弁護士事務所は、上海華能聯合ビルにおいて、「非機関仲裁の理論と実務」に関する学術シンポジウムを共同開催した。中国人民大学、上海交通大学、中国社会科学院国際法研究所、中国政法大学、華東政法大学、上海財経大学、上海外国語大学、上海大学など10以上の大学や研究機関、さらに上海協力弁護士事務所、上海漢盛弁護士事務所、上海市正策弁護士事務所などの業務部の計60名以上の専門家や学者が、オンラインおよびオフラインで会議に参加した。

    今回のシンポジウムにおいて、「上海市国際商事仲裁センターの推進条例」における国際関連の商事・海事分野における非機関仲裁の探求」に関する規定を中心に議論が行われた。シンポジウムは二つのセッションに分かれ、第一セッションでは「臨時仲裁の理論的考察」をテーマに、上海外国語大学法学院の閻衛軍教授が司会を務めた。第二セッションでは「臨時仲裁制度の構築と実務」をテーマに、上海協力弁護士事務所のシニアパートナーである張振安弁護士が司会を担当した。会議では、非機関仲裁の理論や実務上の課題、非機関仲裁規則の制定、なお中国における非機関仲裁の発展について、専門家による深い議論が交わされた。約3000人がオンラインで今回の会議を視聴した。