上海外大党委員会書記姜鋒が6月12日、中国・アラビア諸国改革発展研究センター第2回アラビア諸国中国駐在の外交官セミナーで、「中国式現代化」というテーマを講演した。

姜鋒は、近代化の発展への追求は世界各国の近代以来の普遍的な追求であり、中国の歴史においても何度も探求が行われ、中国共産党の成立に至って、中国の現代化の新たな歩みが始まったのであると指摘した。そして、中国の現代化発展の特徴として、経済の急速な発展と社会の長期的安定という二つがあり、これは中国の現代化を実現するルートでもあると述べた。彼は中国式現代化の特徴、経路、本質的な要求、重要な経験、そして中国式現代化による人類運命共同体の構築の推進などの問題について解説を行った。

今回のセミナーの開講式が12日午前に行われ、15のアラビア諸国から来た18名の外交官が参加した。このセミナーは、習近平総書記が第一回中国・アラビア諸国サミットで「中国・アラビア諸国改革発展研究センターを持続的に強化し、文明対話と国政運営の経験交流を増進する」という最新の指示を出した後、改革発展研究センターが開催した初回のアラビア諸国中国駐在の外交官セミナーである。