ペルー駐上海総領事のガマラ一行が6月５日上海外大を訪問し、李岩松学長とスペイン王立アカデミー共同研究センターで、中国との文化・教育分野における交流・協力を一層強化することについて友好会談を行った。

　李岩松は外大の運営特色と歴史沿革を紹介した。全国で最も早くスペイン語の専攻を開設した学校として、創立以来の60年余りの間に、西洋語学科は前後してスペイン及びラテンアメリカの30余りの大学や機関と友好・協力関系を結んできた。また2009年にペルーのカトリック大学と提携して建設した孔子学院は、ペルーの最初で最大の孔子学院で、「先進孔子学院」の栄誉称号を受けていた。李岩松は「わが校がペルーの各大学との協力の空間は広く、潜在力は巨大である。今回の総領事の訪問が双方のスペイン語及びその他の学科分野での交流・協力をさらに促進することを希望している」と述べた。

　ガマラ大使は次のように表明した。中国・ペルー両国人民の友好交流は淵源が深く、数百年前に訪れてきた最初の華人・華僑はペルーの発展のために消すことのできない貢献を果たし、両国の友好交流にはいっそう堅固な基礎を築いた。また、ペルーの言語、文化と習俗の中でも中国の名残りを深く残した。これから、言語の知識を教えるだけでなく、異文化交流の窓を開くことを強調している上海外大とペルーのカトリック大学との協力ルートをさらに広げ、またペルーの他の大学と新たな協力関係を結ぶことを望んでいる。総領事館は架け橋の役割を十分に発揮し、外大での各種教育・文化活働を支援・協力し、中国・ペルー両国の人的・文化的交流を促進していくと。