第２回中国・ポルトガル語圏諸国大学学長フォーラムは10月22日、オンラインとオフラインの組み合わせで開催された。李岩松学長はお招きに応じて出席し、「ポストコロナ時代に中国・ポルトガル語圏諸国の大学教育の国際的協力戦略」というテーマについて講演した。

李岩松は大学教育の現代化が国際化と切り離せず、教育の対外開放も大学の質の高い発展を積極的に推進すると考えている。そして彼は、上海外大が国際化の学校運営を中心的発展戦略として、教育の対外開放を堅持し、国際的協力と交流を引き続き推し進め、特にマカオ・ポルトガル語圏諸国の大学との友好な協力関係をさらに深化し拡大すると述べた。

また、百年の変局が世紀の流行と重なる中で、大学教育における「国際的協力・交流」の新局面を開くには、ネットプラットフォームとマルチメディア技術を駆使することで、教育と学術研究の国際的協力空間を広げ、「オンラインとオフラインを組み合わせる」国際的交流モデルを革新的に構築するのは求められると指摘した。

今回のフォーラムは、「中国・ポルトガル語圏諸国の人的・文化的交流と経済・貿易協力の促進への大学教育の役割」、「国際的協力モデルでのカリキュラム発展と素養保障」、「言語とテクノロジー：中国とポルトガル語圏諸国の大学教育における新要素」、「ダブル・ジョイントディグリープログラムへの挑戦と経験」、「国際化教育における国境を越える学生の移動」という五つの分科フォーラムで構成されており、マカオの国家発展大局への融合をさらに推進すると同時に、大陸部、マカオ・香港地区、ポルトガル語圏諸国の大学教育における協力とイノベーションを大きく促進する。