この頃、上海市高等教育学会が主催する「第四回スマートキャンパスCIO上海フォーラム」が円満に幕を閉じた。フォーラム期間中に公表された「智慧教育卓越奨」の受賞リストに、わが校の「以慕课建设为引领的本科教育数字化转型（MOOC建設が導く本科教育のモデルシフト」があった。

当フォーラムは「数字创新，以人为本（デジタルイノベーションを活かし、人を基本とした教育を）」のテーマの下、スマートキャンパス、スマート教育、スマート研究など幅広い話題を展開し、AIをはじめとする先端技術がどのように高校教育に用いられているのかを紹介した。

ここ数年、上海外大は情報技術と教育の融合を積極的に進め、5G、ビッグデータ、クラウドコンピューティングといった新技術を駆使し質の高い教育を推進してきた。今迄、延べ87のMOOCプロジェクトが設立され、そのうち55が公開済みで、受講者の規模は120萬人以上に上る。そのうえ、コースの質の良さが世界中の学習者に認められており、国内の外国語系大学で一二を争う。

2022年、学校は本科教育建設のニーズに適した多機能なオンライン管理システムを開発し、教育のデジタル化、スマート化をレベルアップする取り組みになっている。一方、今年3月に全国スマート教育プラットフォームが正式に立ち上げられ、最初に登録されるコースに、上海外大による50あまりのMOOCがリストアップされている。同プラットフォームは国際オンラインプラットフォームである「愛課程」、「学堂在線」に繋がり、世界中の学習者にオープンである。

上海外大は引き続き、MOOC建設を導きとする教育デジタル化事業を推し進めていきながら、教育理念とモデルを深化し、高等教育の発展ルートを模索し、学生の成長・活躍に役立つような人材育成システムを推進していく。