4月20日、第十三回目の「国連中国語デー」及び旧暦の節気の穀雨を祝うため、日本大阪産業大学孔子学院では「二十四節気を味わう」など一連のイベントを行うことで、中国語と中国文化の魅力を体験してもらう場を作っていた。

活動中、まず、初級会話クラスでは、メンバーの竹原玲子さんが「二十四節気歌」を朗誦した。そのあと、孔子学院の中国語教師鄧皓が歌の意味を詳しく説明し、正しい発音を示しながら教えた。一方で、学生側は先生の発音を模倣しながら練習を重ね、最後全員で一斉に朗誦した。クラスには楽しくて穏やかな雰囲気が漂っていた。

一方、上級クラスでは、メンバーの高橋恵子さんが、実筆で書いた「二十四節気歌」の絵札を見せながら、二十四節気関連の中国古典詩歌を紹介した。それを踏まえて中国語教師の李宝玉は学生たちに漢字の美しさや中国古典詩歌の魅力を紹介した。

さらに、中級クラスでは、岡勝彦さんは二十四節気から節気用語「花信風」を連想し、その上で「花信風」の意味を皆に説明しただけでなく、小寒から穀雨まで八つの節気に咲く花も紹介し、京都の桜満開の写真も見せ、全員から喝采と拍手をもらった。

大阪産業大学孔子学院では、毎年さまざまなテーマで、多彩な形式で「国連中国語デー」を祝っている。このようなイベントを通じて、学生たちに中国語と中国文化への愛着と理解を深めてもらうとともに、交流しあい、学びあいの舞台を提供することを期待している。イベントが終わるたびに、学生たちはいつも感謝と期待のこもったメッセージを送ってきた。