上海外国語大学(上海外大)の主催で、第二回重点パートナー交流及び地域国別研究フォーラムが、11月6日、順調に行われた。参会者はイギリスのロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)を含めた9カ国の重点パートナー高校10校から集まってきた。上海外大の姜鋒書記が出席し、挨拶を行った。

今回のフォーラムは「学術シンポジューム」と「国際交流と協力」の二部からなり、グローバルガバナンスと地域国別研究院のヨーロッパ文明研究特色院生クラスの責任者である胡春春準教授、及び対外協力交流処の処長を務めている張紅玲教授がそれぞれ座長を務め、検討を進めていた。

午前の部では、専門家と学者達は「新型コロナにおける地域国別研究の責任とパフォーマンス」をめぐり、コロナ流行を背景とした多言語及びグローバル人文と社会発展、経済産業の復興など多角的な視点から熱烈な議論を交わした。

一方、午後の部の国際交流フォーラムでは、パートナー間の相互交流と参考を促すことを目的とし、各参会者はそれぞれ自らの特色あるプロジェクトを紹介した。その他、各校のリーダー及び外事長が「新型コロナにおける地域国別研究分野の協力推進：思考と行動」について意見を交わした。

フォーラムの最後、上海外大姜鋒書記とロンドン大学のSOAS学長Adam Habib氏はオンラインで両校の提携協議を更新した。

今回のフォーラムは去年の成功を土台としたイノベーションと言える。この二回の成功に鑑み、「地域国別研究国際連盟（The International Consortium for Area and Global Studies）」の成立が提案された。同連盟は会議や講座の開催、先生と学生間の交流など多様な形式を通じて、相互参考と協力を強めることを目指している。