2021年11月5日から6日にかけて、上海外国語大学のグローバル・ガバナンス及びリージョナル・カントリー・スタディーズ研究所の主催で、第四回「世界と未来をつなぐ」国際シンポジウムが、「新型コロナウィルスがぶり返す中　グローバルガバナンスの見直し」を旨にして、Zoomプラットフォームと並行して松江キャンパスの図書・文化センターのドーム会議室で開催された。

シンポジウムでは、開会式、閉会式、基調講演のほか、「大国間の調整とグローバル・ガバナンスの変容」、「再統合と地域のガバナンス改革」、「新しいグローバリゼーションと世界経済の再構築」、「文明の相互理解と国際開発協力」の4つのテーマ別討論が行われた。 特別フォーラムには「地域別カントリースタディの責任と成果」と「新型コロナウィルスがぶり返す中における地域の研究協力体制をさらに強化するための反省と探究」と「メタバースと人間の運命共同体の構築」をテーマにした座談会が開催され、国内外から100名近くの専門家や学者が、オンラインかオフラインで参加した。

国際シンポジウム「世界と未来をつなぐ」は上海グローバル・ガバナンス・地域国研究所の画期的な年次学術会議である。過去3回の会議において、「グローバル・ガバナンスと中国のソリューション」、「転換期の世界とグローバル秩序」、「『一帯一路』構想と沿線諸国」、「中国の特色ある大国外交と新しい国際関係」、「グローバル・ガバナンスと人類の運命共同体」、「新型コロナウィルスと国際社会における信頼と協力の再構築」などをめぐっても、専門家が意見を交わしてきた。