中国の大学生を対象にした「第九回全中国選抜日本語スピーチコンテスト」が2月2日午後、東京の日経新聞本社ホールで開かれ、中国各地の予選を勝ち抜いた16人の選手が参加した。上海外大日本語科4年の銭鋮さんが見事に優勝した。

　この決勝戦には本学の他、北京外国語大学、広州外語外貿大学、吉林大学、中山大学など16大学の選手が参加し、「10年後の自分への手紙」或は「地球村を共に築く――若者の役割」と題して5分間のテーマスピーチを発表した後、即席で質問に答える形式だった。銭さんのスピーチは聴衆を引きつけ、更に質疑応答の際、その落ち着いた姿勢が審査委員に評価されたということである。

　このコンテストは日本経済新聞社、中国教育国際交流協会、日本華人教授会議の主催で、2006年から開催され、今年で第九回となる。本学の選手は今まですでに6回連続で決勝進出を果たし、今回は2012年の第七回に次いで二回目の優勝である。