上海外大主催の第二回多言語リレー同時通訳コンテストが、7月2日、高級翻訳学院の実行で虹口キャンパスで開催された。

当コンテストは昨年に続き、中国語を介した多言語リレー同時通訳の形で行われた。中国語以外の使用言語は前回の4言語から、英語、フランス語、ロシア語、アラビア語、スペイン語、ドイツ語、日本語、朝鮮語と8言語にまで増えた。

今年4月に国内外43の大学から300名以上の選手がオンライン予選に参加し、その中から、27校、112名の決勝進出選手が選ばれた。

試合本番では、ある外国語の課題が流され、対応する言語の選手がそれを中国語に同時通訳し、その他の言語の選手がさらに中国語から各言語へとリレー同時通訳をすることとなっている。国連やEUを始め、国内外の専門家と大学教授らの審査を経て、各言語グループの受賞者が決まった。

8言語のうち、上海外大の選手は英語、フランス語、アラビア語の部門で優勝し、その他に、二等賞8名、三等賞8名という好成績だった。

日本語部門では、全国9つの大学から16名の選手が出場し、南開大学の徐嘉偉さんが優勝。上海外大からは日本語通訳専攻修士二年陳梓怡さん、修士一年銭鋮さんが二等賞、修士一年魏怡帆さんが三等賞に入賞した。

中国翻訳協会周明偉会長、中国翻訳協会通訳委員会詹成秘書長、上海外大李岩松学長らが表彰式に出席した。