上海外国語大学2019年度卒業式と大学院学位授与式が6月12日午後、松江キャンパスでそれぞれ行われた。

全学共同の卒業式は運動場で執り行われた。姜鋒書記、李岩松学長を始め、教職員及び学生代表らがともに卒業生2524名の新たな旅立ちを祝った。

式典には姜鋒書記、李岩松学長、王静副書記、楊力副学長、張静副学長、査明建副学長が出席し、王副書記が進行役を務めた。

李学長はあいさつの中で、建国70周年、大学創立70周年という記念すべき年に卒業する諸君に祝福を贈ったうえ、「識変、応変、求変（変化を的確に認識し、適切に対応し、積極的に求めていく）」の中で、人生の価値と楽しみを見つけるようにと、激励の言葉を伝えた。

校友代表として、本学ドイツ語科出身、上海錦江旅游ホールディングスの鄭蓓副董事長が「理想と信念を保ち、向学心と謙虚さをもって、絶えず学習し、自身の価値を高めてほしい」と後輩たちに期待を示した。

国際教育学院常務副院長金慧教授が教職員を代表して発言し、「勇気と情熱を示す赤色、思考と寛容を代表する藍色、伝承と革新を表す青色」と、卒業生への祝福と期待を色にたとえた。

卒業生代表発言では、東方言語学院の学部生陸尊桂君、高級翻訳学院の修士兪莹蕾さんと国際文化交流学院の博士留学生馬暁宇君がそれぞれ上海外大と自分との絆について語った。

式典では、優秀卒業生の表彰の他、教育ボランティアチームの出発式、校友会連絡役の任命式なども行われた。

卒業式の後、大学院の学位授与式も行われ、今年、全学合わせて博士号100名と修士号1011名の授与となった。

また、夕方には、キャンパス内の広場で、「さよならコンサート」も行われ、教師と学生らがともにカウントダウンをして、図書館のライトアップをスタートさせた。