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「呉韵漢風:江蘇多言語取材活動」体験記(その一)


02 June 2018 | By 姜一凡 | SISU

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519日から20日にかけて、上海外国語大学多言語学生記者団が江蘇省の南京と常州に向かい、南京博物院、南京大虐殺記念館、姜椿芳記念館などを訪れた。学生たちは各自の言語能力を生かし、体験記をつづった。日本語専攻からは今回、日本言語文学専攻修士課程一年の姜一凡さんが参加した。

520日、学生記者団のメンバーとして侵華日軍南京大虐殺記念館を訪問しました。天気が雨模様だったからか、通路が徐々に上がったからなのか、少々気持ちが重かったです。

黒い建物が静かに佇んでいて、まるで外の世界の音を全部遮断されたかのようでした。記念館に入って、黒い彫刻群が直ちに目の前に現れました。お年寄りや子供たちが怖がっている表情をして逃げようとする姿です。それを見ただけでぞっとしてきました。

館内には武器・新聞紙・写真・日記・お墓などいろいろな物が展示されて、各国の記者や作家が残した文字の証拠も沈黙のうちに歴史を語っています。

あの万人坑も拝見させていただきました。教室のような広さで、数え切れない人間の骨は赤裸々に目を奪った。それを見た感想を本当に言葉になりません。

見学後、記念館のスタッフである王山峰博士にインタビュする際、「子供は記念館に来るべぎですか?」とあるメンバーが質問しました。博士の答えは「教育のために連れてくるべきです。歴史から逃げてはいけないです」ということでした。いかに健全な世界観と歴史観を子供に与えるのかについてはこれからも工夫する必要があります

日本語学習者であるからこそもっと客観的で冷静な目線で歴史を見ないといけません。全ての遭難者の魂に、祈りを捧げたい。どうぞ安らかなれと。

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