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「豫劇文化の魅力を味わおう」――外国語専攻学生の伝統文化素養を高めるためのイベントが円満開催


10 December 2017 | By 楊毛 | SISU

  • 「穆桂英 元帥となる」

  • ステージに上がる前に

  • 先生方もお手伝い

  • 学生たちが助演

  • 鈴木先生も登壇

  • 扇子の使い方を伝授

  • 男子たちもチャレンジ

  • メークを変える

  • きれいに袖を翻すコツは

  • 結婚式の衣装を

  • 全員で記念写真

121日、中国の伝統ある地方劇「豫劇」の魅力を学生に味わってもらおうと、本学の大学文化建設委員会及び日本文化経済学院が協力して主催するイベントが、松江キャンパスの教育会堂の第一報告ホールでとり行われました。上海梨園春芸術団団長豫劇崔派芸術研究協会会長の張艶屛氏がゲストとして講演しました。日本文化経済学部の施樺書記、周源源副書記、学生指導員の王少栄先生と施芙媛先生、日本人専門家鈴木祐己先生など、多くの先生がたが参加しました。

イベントは「穆桂英、元帥となる」の実演から始まりました。穆桂英の壮年期に威風堂々たる姿から、年をとりつつも、威厳を失わぬ女性将軍のイメージまで、張艶屛氏のうまい演技に学生たちから絶えぬ拍手が湧きました。しぐさ一つをやや変えれば、作り上げられる人物のイメージが大いに違うなど、現場の観衆の豫劇文化への強い興味がそそられました。

「舞台では一回りをするだけで、すでに遠い距離を駆け回ったことを表し、四人の役者で千軍万馬を象徴する」と、張艶屛氏は激しい劇的対立を有するストーリーを分析し、仮想性とともに「劇」のエッセンスであること、歌台詞しぐさ立ち回りが演劇の四大基本技であることを説明しました。また、「貴妃酔酒」と「陳世美と秦香蓮」を例として、曲とセリフの特徴をわかりやすくまとめました。そのほか、水袖や扇子による造型づくりを張艶屛氏は実際に学生達に教えました。これらの動作は一見簡単そうですが、実際にやれば容易なことではないと気付くはずです。それで、学生達たちは豫劇の一部のしぐさをこの身で体験できただけでなく、芸術家たちが長い間積み重ねてきた技の深さうまさも感じ取りました。張艶屛氏によると、豫劇の典型的なレパートリーには愛国、忠実などの中国の伝統的な民族精神が含まれており、いずれも現代の大学生が見習うべき重要な品格だということです。イベントの最後を飾ったのは、会場の全員がそろって「花木蘭」の一曲を歌ったことです。

イベント中、講演者と観衆は首尾よく熱烈に交流しており、一部の先生と学生たちも脇役を務め、講演者とともに舞台演技を試みました。今回のイベントを通して、参加者は豫劇及び中国の伝統的な地方劇の芸術の形式とあり方について突っ込んで理解できるようになり、芸術家のまじめさ及び芸術への絶えず追求するという精神力に深く感心しています。それに、張艶屛氏をはじめとする現代の芸術家たちが余すところなく継承することに敬服しています。

第十九回党大会における報告には、「文化に対する自信を固め、社会主義文化を繁栄興隆させる」という内容が盛り込まれています。外国語専攻の学生にとっては、外国との人的文化的交流においてはより多くの責任と使命をひきうける必要がある一方、伝統文化に対する総合的素養を高めることも急務となっています。今回のイベントにとどまらず、日本文化経済学院は今後とも、関連するイベントや講座及び現地調査など様々な活動を展開する予定で、学生の伝統文化の素養を系統的に高めていこうとしています。

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