（10月21日行われた日本文化経済学院恒例のおにぎり大会について、二年生が文章にまとめた）

「いただきまーす！」と、みんなは一緒に手を合わせて、大声で言いました。これは、一年に一度しか見られない光景だ。そう、第15回おにぎり大会は10月20日に食堂2Bで行われたのだ。

17時、おにぎり大会がスタート、日本文化経済学院の二年生と一年七組の学生たちは順番におにぎりの定食を受け取り、日本料理を味わいながら、学習部、物語コーポレーションのパフォーマンスを見たり、踊り、おにぎり作りに参加したりして日本文化を楽しんでいた。特に最後のクイズタイムやビンゴゲームの時、学生たちの気分がどんどん盛り上がってきて、そしておにぎり大会はみんなの笑顔の中で見事に終了した。

おにぎりの定食は、三種類のおにぎり、漬物、筑前煮、天ぷら、味噌汁、蜜柑が入っている。これは物語コーポレーションと二年の補導員趙明哲先生が一緒に決めたメニューだそうだ。日本からの留学生たち、日本文化経済学院の二年のボランティアもおにぎり作りに参加した。ボランティアの二年一組の董蒙さんに感想をたずねてみたら、「私に作り方を教えてくれた物語コーポレーションのスタッフ木村さんはいつも私に声かけて、私が作ったおにぎりの形がちょっとみにくいけれども、いつもはげましてくれて、とても親切な人でした。自分の日本語に自信がないから、あまり返事しなかったが、定食を取る時、木村さんは私の名前までも覚えてくれました。今回の体験を通して、おにぎりの作り方を覚えただけでなく、今まで日本人が内向きであるというイメージも完全に変わりました。今度日本人に会ったら、もっと勇気出して話しかけるようにします。」という。

おいしい料理を味わっている間に、まず学習部の部員たちは「世界は恋に落ちている」を演じた。それから、物語コーポレーションのスタッフたちは北海道のある踊りを実演し、そして学生たちはその場で学んでから、みんなで一緒に踊った。そして、スタッフの一人がおにぎりのやさしい作り方を教えたあと、一クラスに一人を出しておにぎりを作って、一番いいおにぎりを選ぶという試合が行われた。その結果、一年七組の選手が優勝を取った。大会の終わりに近づいたとき、一番胸をドキドキさせるクイズタイムとビンゴゲームを迎えた。電気炊飯器、アニメのグッズなど、多種多様な賞品はすべて物語コーポレーションがこの大会のため用意したものだ。学習部部長の姜美臣さんによると、今回の番組表は以前と比べて大きな変化はないが、ビンゴゲームの時間は十分も伸びたそうだ。

おにぎり大会は日本文化経済学院が主催し、日本文化経済学院学習部が実行したもの。姜美臣さんに今回の大会の革新を問うと、「今回の最大な革新は、初めてうちの学院ではない人にチケットを配ったことです。この活動の影響力を広げるため、そしてほかの学院の人もこの日本風味のある活動に参加できるように、この革新を実行した。」と答えた。趙明哲先生も、「学習部が見事にこの大会を開催して、とてもうれしかった。最後おにぎりをもらった時、とてもおいしかったと思う。」といった。

今回のおにぎり大会は、チケットにも工夫が凝らされている。チケットは今はやっているスマホゲーム「陰陽師」のカードのような形でデザインされた。更に、チケットはくじ引きの形で配られた。これは学習部が思いついたアイデアだった。SSRを引いた人にプレゼントがあるので、学生たちはとても楽しみにしていた。

会場の鳥居スクリーンのデザインも新しいアイデアだそうだ。「毎年会場の飾りはそれほど変わっていないので、新しいアイデアを思いつくのはちょっと難しかった。」と姜美臣さんがいった。

司会を担当した二年二組の王子悦さんの話では、「司会として、皆さんがうれしくおにぎり食べたり、パフォーマンスやゲーム楽しんだりしたことを見るとこちらも幸せを感じます。ビンゴは最後も出来なかったけど。」という。