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京都生活の「日常」と「非日常」 留学体験記(4)


30 November 2015 | By 馬雨晴 | SISU

日本語専攻3年 馬 雨晴(京都大学留学中)

私はいい機会に恵まれて、京都に1年間留学することになりました。なぜ京都を選んだのかというと、京都は古都の一つとして、伝統文化が息づく都市だからです。この1年間日本ならでは、京都ならではの生活を体験しようという気持ちで京都にやってきました。

京都はイメージ通りに和風に溢れる町です。街を歩いていると、いたるところに神社やお寺が見られます。各時代の代表的な建物を見つけられ、まるで「歴史の教科書」のような存在です。私は自転車で通学しますので、毎日道沿いの景色を楽しんでいます。

もう一つお勧めしたいのは京都の紅葉です。ちょうど今は秋の末にあたって、紅葉の見ごろです。私は紅葉の名所である東福寺に行きました。見渡す限りの紅葉に感動して、ついシャッターを押したくてたまらなかったです。まだ全体的にまっ赤になっていないためか、数十本のカエデが緑と黄金色と赤という三色と化して目に映りました。意外とこの色の混じりに目がないです。紅葉のおかげで、友達との自撮りが、二人とも美しく見えました。(笑)とにかく、京都の紅葉を満喫しました。

京都といえば、自然と人的景観を先に思い浮かべるかもしれませんが、実はここは学問の聖地とも言えます。数多くの大学が京都に集まって、日本各地からの学生及び外国人留学生を惹きつけています。京都大学もその中の一つです。謹厳で学問にひたすら埋頭する学生ばかりだろうと思ったら、実は全然そういうイメージと逆です。「自由」な雰囲気に溢れているところです。

まず、言論の自由です。初めて学校に行ったとき、校門の前に置かれていた看板に目を惹かれました。

ストレートな言葉遣いで自分の意見や気持ちを明らかにしています。校門前の看板は定期的に変えられて、いずれも迫力のあるものだと、先輩から聞きました。

そして、発想も自由です。イベントに取り組む学生たちがいろんなアイデアを出します。どんなに不思議なものでも非日常的なものでも実現できる環境が整っています。最近終わったばかりの11月祭を例にしましょう。これは私にとって一生忘れられない学園祭でした。100店近くの模擬店が出店して、食べ物からマッサージ、神籤まで様々なものがありました。広場で客を引き付けるために仮装している学生に誘われて、様々なお店で食べたり遊んだりしました。それだけでなく、普段授業用の教室でも、京大生の創造力を発揮させる展示やアトラクションがありました。さらに、キャンパスにステージが設けられて、バンド演奏やイベントも行われました。4日間の学園祭の間、京大生の素晴らしい発想をいっぱい味わいました。楽しかったです。

最後に、行動の自由です。学校の建物に登るまでして、熊野寮祭イベントを宣伝するなんて、さすが京大生ですね。()

こんな自由な学風があるからこそ、京大生の独創性を育て発想を育むことができたのではないかと思います。私はこの大学で毎日サプライズに出会いながら留学生活を楽しく過ごしています。時には研究テーマや課題が多くて、猫の手も借りたいほど忙しいですが、この大学を選んだことは後悔していません。これからの9ヶ月も楽しみにしています。
(添削:凌蓉准教授)

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