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中国のゴールデンウィーク=国慶節
31 October 2021 | By LIN | SISU
国慶節とは、中国の建国記念日である。1949年10月1日に天安門広場で中国の建国式典が行われ、中華人民共和国の成立が宣言されて以来、10月1日が国慶節と定められている。また、国慶節の10月1日は国民の休日として制定されており、この日を含む1週間が大型連休となり、中国では「十一(シィーイー)」や「ゴールデンウィーク」とも呼ばれている。今年10月1日〜7日の7日間が国慶節連休となった。
コロナ禍前の国慶節、どこに行っても「人」
日本の「ゴールデンウィーク」と同じく、中国の国慶節連休は旅行をする人が急増する時期である。
中国文化観光省の発表によると、2019年の国慶節の連休(10月1~7日)には延べ7億8200万人が中国国内を旅行し、国内観光収入は6497億1000万元(約9兆7456億5000万円)となっている。また、同時期に国外へと出国した人の数は7日間で700万人を超え、その渡航先は88カ国1155都市にも及んだ。
その中、中国の大手旅行予約サイト「シートリップ(携程)」が発表した2019年の事前予測では、国慶節の海外旅行先人気ランキングで日本が1位であった。
今年の国慶節、観光客数が回復
今年の国慶節は中国南東部の福建省でデルタ株の感染拡大が続いていた。そのため、移動が活発化する国慶節を前に、中国政府は不要不急の外出自粛や、ワクチン接種などを求めた。それにもかかわらず、多くの人が国内旅行をすることにした。「文化および旅行部」のデータによると、今年の7連休中には、国内観光客数が延べ5億1500万人にのぼり、コロナ前の同期比で70.1%に回復したという。
人気の旅行先に関して、民泊施設予約プラットフォーム「途家」が発表した「中秋国慶秘境ランキング」によると、新疆カシュガル市、新疆アルタイ地区、吉林省延辺朝鮮族自治州がトップ3となった。また、「携程研究院」が9月に発表した秋の旅行に関する予測データ報告によると、最も人気のある観光目的地には、9月20日にオープンしたばかりのユニバーサルスタジオ北京が選ばれた。つまり、人々は都市部から離れた西北地域で少数民族の文化体験や美しい自然を堪能したり、ネットで話題になった遊園地で人気キャラクターを見たりする旅行を求める傾向がある。
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