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Shanghai through Our Eyes |加藤巧:「上海大好き」はグルメから


01 July 2021 | By LIN | Xinmin Evening News


氏名:加藤 巧

国籍:日本

役職名:上海江崎グリコ食品株式会社総経理

 

「中国政府が食料節約を提唱しているが、それは単なるスローガンではなく、徹底されているもので、一人一人が積極的に反応し、行動を起こしていることは、とても良いことだと思う。」と、加藤巧氏の言葉。

 

2017年、仕事柄上海にやってきた加藤氏は、食品業界に携わっていることから、上海のグルメにもずいぶん関心を寄せている。そして、古い港町である上海の豊かな芸術的雰囲気や深い歴史のこもった文化に心を惹かれ、「上海大好き」になったわけだ。

中国駐在4年来、加藤氏は中国の五十以上の都市を訪れている。料理や飲み物の味わいでその土地の文化に触れていきたいと考える加藤氏は、「上海には、国内はもちろん、世界各国のファッションスタイルと美味しい料理が集まっていて、ここに来た時点でもうくつろいだ雰囲気を満喫だ。」と、上海への印象を語った。

上海のレストランでよく目にする「杜(食べ物の無駄をなくそう)」というスローガンに、加藤氏は非常に感銘を受けている。「非常に素晴らしいと思う。せっかく作ってもらった料理を食べ残してしまうと、作った人にすごく申し訳ない気持ちになる。中国政府が食料節約を提唱しているが、それは単なるスローガンではなく、徹底されているもので、一人一人が積極的に反応し、行動を起こしていることは、とても良いことだと思う。」と評価している。

中国の消費者にとって、「格力高(グリコ)」はよく知られている食品ブランドである。1999年8月に上海で上海江崎グリコ食品株式会社を設立し、中国市場への進出を始めたグリコは、「百奇(ポッキー)」、「百力滋(プリッツ)」などの製品をもって、中国人消費者に親しまれてきた。グリコは、今まで中国の消費者の好みに合わせた製品を数多く開発してきたと、加藤氏は語った。

神戸に25年も住んだことのある加藤氏は、古い港町である上海は神戸とよく似ていて、ここの人々も非常に洗練された生活を送っていると、上海への親しみを語っている。しかも、迅速に発展するデジタル経済と文化産業、及び便利な生活も加藤氏に深い印象を与えた。

余暇に、加藤氏はよく上海の博物館や美術館を訪れる。「上海での展覧会は数が多い上、内容も豊かですし、行くのが便利で入場料も結構安い」と評価している。また、読書が趣味の加藤氏は上海のたくさんの本屋に足を運んでいる。そのきれいな建物のスタイルやセンスのいいインテリアもよく彼の目を奪うという。

新天地に位置する中国共産党第一回全国代表大会の記念館の近くを通ると、いつも人出がすごいことで、それに興味が湧いた加藤氏は、「何回も行こうとしたが都合が悪くて入れなかったので、今度はぜひ中に入って見学したい」と関心を示している。

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