12月12日、第12回世界孔子学院大会の開幕式が西安曲江国際会議センターで開催された。国務院副総理、孔子学院本部理事会主席劉延東氏が出席し、基調演説を行い、さらに本学が共同設立するバルーク国際金融孔子学院を含む10箇所の新たに設立された孔子学院に認定プレートを授与した。

アメリカ初の国際金融を特色とする孔子学院として、本学とニューヨーク市立大学バルーク校が連携して設立を申請したバルーク国際金融孔子学院に関する協定は2016年11月に調印されものである。12月6日、学院の始動式はニューヨークで開かれ、姜鋒書記が率いる本学代表団が出席した。12日に行われた世界孔子学院大会の開幕式では、ニューヨーク市立大学バルーク校のデーヴ・クリスティー副学長が劉延東副総理から認定プレートを受け取った。今回の新設は本学が提携する孔子学院として9校目となる。双方はビジネスマネージメント、国際関係、大学運営などの分野で多角的な協力を進める予定である。

ニューヨーク市立大学バルーク校は1968年に設立され、その前身は1847年に成立した自由学院（Free Academy）である。現在、在学生18000名あまり、中国留学生200名以上。そこに所属するジックリン（Zicklin）ビジネススクールはアメリカ最大で、歴史が最も長い公立ビジネススクールとして、金融学と会計学などで評判が高く、卒業生も多く、アメリカ金融界では大きな影響力を持っている。