4月20日、チェコ共和国外務省Martin Klepetkoアジア太平洋局長、在上海チェコ総領事館Richard Krpac総領事らの一行が上海外大松江キャンパスを訪れ、教師と学生に講演を行い、「国王と旅人：『チェコのマルコ・ポーロ』とカレル四世の物語」写真展の開幕式に臨んだ。本学の姜鋒書記はイベントに出席し、来賓と会談した。

会談では、双方は両国間の協力と交流の深化、上海とプラハの友好都市関係の前進、上海外大チェコ語専攻と中東欧地域研究の発展など、幅広く意見交換を行った。

その後、Richard Krpac総領事が本学の教師と学生に「中国チェコ二国間関係：歴史と現状」と題した講演を行い、自身の経歴や上海との縁について語った。両国間には長い歴史的なつながりがあり、700年以上も前に、「チェコのマルコ・ポーロ」と言われるオドリコが既に中国を訪れた。さらに、現在では、チェコと中国との協力が勢いよく発展し、交流も日増しに密接となり、両国の指導者が相互訪問したことも両国関係の揺るぎない基礎を築いた。

質疑応答では、総領事は、チェコとEUの関係、欧州難民問題、中国・チェコの学生交流などに関して、ロシア語学部、国際関係と公共事務学院、卓越学院の学生たちからの質問に答えた。

姜鋒書記も演壇に登り、チェコとの思い出を語り、上海外大とチェコの大学との協力及び学術資源の開発の面で総領事館から支援を受けたことに感謝を述べた。そして、本学のチェコ語専攻が、中東欧地域研究と人文交流に力を注ぐことに期待を示した。

講演会に続き、「国王と旅人：『チェコのマルコポーロ』とカレル四世の物語』写真展の開幕式が図書館で開かれ、双方が一緒にテープカットを行った。（原稿：袁雨馨、張翔、田益）