2月23日、上海外大国際輿論研究センターが「2016年上海市重大文化イベント国際影響力評価報告書」を発表し、市政府の各関係機関から注目を集め、上海テレビ局と新聞各紙にも取り上げられた。

2016年、当研究センターは上海で行われた6つの主要文化イベントと国際コンテスト（上海テレビ祭、上海国際映画祭、上海国際芸術祭、上海音楽祭、上海国際バレエコンテスト、上海アイザック・スターン国際バイオリンコンテスト）を追跡した。プロジェクトチームは、28言語にわたるメディアデータベースを通して、世界のマスコミ15000社の報道をモニタリングするほか、オンラインで23000人分のアンケートを回収、さらに国内外のイベント参加者200人以上にヒアリングも行った。それをもとに、報道の回数、主な話題、評価、上海の都市イメージ、視聴者満足度などの項目から分析し、幅広い角度からこれらのイベントの国際的コミュニケーション効果を評価した。

当プロジェクトのために、本学ジャーナリズムとコミュニケーション学院の教師と大学院生、学部生合計50名近くが一年を通して努力し、全体報告書とイベント別報告書をそれぞれ作成した。今後の出版も予定されている。

当研究センターは2016年の初めに、コンペを勝ち抜き、上海市文化管理局から評価報告書作成の委託を受けた。その他、当センターは2014年から2016年にかけて、上海都市イメージ報告書の作成を3年連続担当し、市政府の政策決定に役立っている。