4月16日、米国ハーバード大学で第25回ハーバード中国フォーラムが開催された。 中国中央電視台（CCTV）北米本社ディレクターで、上海外大の87年度卒業生でもある江和平氏（英語と国際ジャーナリズム専攻）が、中米関係の新しい発展段階と世界の持続的発展における中国の力をテーマに閉会の辞を述べた。

江和平氏はまず、フォーラムの成功に祝意を表し、今回のフォーラムのテーマである「特別な時期」には少なくとも二つの意味があるという考えから語り始めた。 第一に、50年の発展を経て、中米関係は再び「特別」な歴史的岐路に立たされたことである。 第二に、30年にわたる急速なグローバル化を経て、ヨーロッパとアジア諸国では地政学的紛争に直面しており、さらに世界各国にわたり、コロナ禍が猛威を振るっており、そして世界規模の食糧、エネルギー、その他の必需品の不足も、「特別」危機として既存の国際秩序に挑戦している。 こんな中で、中米両国が直接的かつ率直に交流し、協力していくことは時代の必然となっている。

それから、江氏は現代のメディア関係者の「責任感」を強調し、ラジオテレビ総局北米本部で立ち上げた「GAI （Global Action Initiative）」について、国連、国際通貨基金、世界銀行などの国際機関のトップや、各国の要人、著名な専門家や学者が見識を寄せていることを説明し、「GAIは、世界的に見ても非常に重要な組織であると評価した。

最後に、江氏は、GAIへの参画を心からアピールし、社会のあらゆる方々が知恵と力を出し、時代の責任を背負い、手を携えて人類の歴史の発展を正しい軌道に導き、人類の運命共同体の構築に貢献するよう呼びかけた。