5月17日から28日まで、上海外大主催の2021年夏学期香港学生翻訳研修クラスがオンライン講義の形で行われた。香港城市大学、香港嶺南大学、香港大学から37名の学生が参加した。

研修コースでは、上海外大通訳・翻訳大学院と英語学部の共同主催で、翻訳の専門家及び学者十数名を招き、香港の学生たちに向け、中英翻訳・通訳、文芸翻訳、映画・テレビの翻訳などといった翻訳課題をめぐって、幅広く且つ充実したシリーズ講座が行なわれた。

さらに、香港の学生たちと上海外大の学生たちによって一連の活気のあふれるオンライン学術サロンも設けられ、「人工知能は人間の翻訳者の代替になるか」などのテーマをめぐって、熱弁が繰り広げられた。

新型コロナの影響で対面コミュニケーションが妨げられた香港・内地の教師と学生は、オンラインで再びコミュニケーションの場を取り戻し、翻訳に対する理解を深め、より一層の研究意欲を強めることができたと、研修による収穫を述べていた。