2016年度住友電工グループ奨学金授賞式で、陳欣子さん（国際貿易日本語専攻三年）が受賞者を代表して述べた感想。

この度は住友電工グループ奨学金の受賞者に選んでいただき、誠にありがとうございます。また、日頃の学習成果も認めていただいたことを、大変光栄だと思います。

私は現在、国際経済と貿易を専攻とし、日本語の話す力、聴く力、書く力などの能力を身に付けるとともに、経済学も勉強しております。学院は経済学の基本知識、法律、貿易、国際情勢など諸分野のコースを提供してくださって、私たちを語学の力が高いだけでなく、国際視野を持つ人材に育成してきました。例えば、毎月日本企業文化論などの講義を行い、日系企業の管理職の方が授業を担当してくださることで、学生の皆さんはテキスト以外、企業や社会の現状を理解することができました。

学費や生活費は親からもらいましたが、授業以外のことを体験したい場合、お金をもらうことは恥ずかしいです。そこで住友電工グループの奨学金が私たちにとって大変貴重だと考えます。住友電工グループは人材を尊重し、その育成を重視するという事業精神を持っていらっしゃることを知り、努力を評価していただくことによって得た奨学金を必要経費に充てることができれば、私たちの大学生活を有意義に過ごすことができます。奨学金を創設された住友電工グループには感謝しております。

今回受賞したことは、多くの方々に支えられた結果だと思います。特に、日頃お世話になっている学院の先生の方々にも、感謝します。

今後とも自分の興味や個性を大切にしながら、真面目な生活を送りたいと思います。どうもありがとうございました。