（去年からスタートした活水女子大学における上海外大職員の短期研修、事務能力の向上のみならず、職員の国際理解が一層深まるなど、双方の大学から成果が評価されている。今年の研修参加者は、学生指導を担当する徐屹豊さんと図書館職員の畢奐さん。数週間にわたる体験と感想を、写真の上手な徐さんと日本語のできる畢さんが協力してまとめてくれた。）

長崎に到着してすぐ、活水の皆さんから至れり尽くりのおもてなしを受けました。週末を利用して、寮と周辺の環境をご説明いただいて、長崎について、少しずつ理解できるようになりました。

研修の一日目、活水女子大の奥野理事長と加納学長をはじめ、大学の職員各課の皆さんと挨拶して、親切な招待を受けました。前から、ちょったうかがっていましたが、活水女子大学の先生方々の丁寧ななおもてなしと熱心な態度が我々にとって、深い印象として残りました。それから、三浦さんが自ら、各キャンパスを案内し、細かいところまで紹介してくださいました。我々にとって、もっと深く理解できました。

国際交流・留学センターのご配慮で、われわれは図書館から研修をはじめました。図書館の奥村さんから、図書館の概要を紹介して、上海外大の図書館の仕事の違いについて、我々と話し合いました。大学には日本語レベルが初級の中国人留学生もいて、図書館の案内書はまだ中国版がなかったので、図書館のお知らせと案内書の翻訳とレイアウトを整えることが我々にとって、大切な仕事になりました。われわれにとっては、仕事と同時に、活水女子大と上海外大の図書館の管理面とサービス面の違いがはっきりして、いい勉強になりました。

我々にとっては、一番印象に残ったのは、図書館の皆さんの真面目に仕事をすることです。生活を愛し、思いやりもたっぷりです。図書館では野良猫のをお世話をしていました。その猫はサビちゃんと名付けられていました。いろいろなお世話をして、サビちゃんは非常に健康で、可愛いです。図書館の研修の間に、わわわれはサビちゃんと友達になりました。いろいろな写真を撮りました。奥村さんの提案で、サビちゃんが写っている葉書、栞、ラベルを作り出しました。今度のオープンキャンパスの日に、それをプレゼントとして、配るそうです。

第二週目、われわれは、学生生活支援課の研修をしました。吉川さんから活水女子大学の学生生活支援課の仕事の内容を紹介してもらいました。言葉の壁はありましたが、吉川さんが分かりやすい手振りと身振りを使って、できるだけわからせるようにしてくれました。活水女子大学が学生生活支援の面では、特に行き届いていて、中国の大学にとって、とても勉強になります。例えば、父母会のパンフレットを封筒にいれて、宛名を書いているラベルを貼るという簡単な仕事ですが、活水女子大学の学生サービスの伝統と特色がはっきり見えます。

この研修の間に、ちょうど活水女子大学の夏期短期研修プログラムにあたり、短期研修を参加する学生の多くが中国から来ていました。その中に、上海外大の日本文化経済学院の学生も一人来ていました。国際交流・留学センターの一員として、開講式とか、学生たちとの話し合い、七夕の祭りとか、茶道、華道をたっぷり体験しました。ハウステンボスの一日ツアー、ポスターの制作と発表会にも参加して、非常に楽しかった。沢山の記念写真も残っています。

研修のほか、我々は長崎に来る研修の教師と学生たちとのコミュニケーションを通して、上海外大の交換生も含めて、生活と勉強の状況を理解しました。一か月ぐらいの研修で、我々は学習の経験だけでなく、楽しさや友情も得ることとなりました。

最後に、奥野理事長と加納学長をはじめ、活水女子大交流・留学センターと図書館と学生生活支援課の皆さんには、お忙しいところいろいろとお世話をしていただいて、厚く御礼申し上げます。それと同時に、上海外大と活水女子大の交流は一層深まって、友情が長く続くようにお祈りを申し上げます。